アローグループとは

アローグループは、就職や復職、進学等の社会復帰を目的にした依存症の回復グループです。利用についての対象者の勧誘をせず、当事者の自発的な意志によりプログラムの提供を行なっています。個別の事前教育、徹底した分かち合いとハグプログラム、運動プログラムや夜間の自助グループへの同行、買い物や外出の同行を行い、実践的なプログラムの提供を行っています。

グループ名について

グループ名の目的
地域の自助グループへの橋渡し
ハイジーンズバタフライ(生命のちからの蝶)
生命のちからを持って依存症から飛び出すように
ナチュラル(自然)
より自然の状態を目指して
クロッカスハイ
クロッカス:信頼・あなたを待っています
ハイ:より高度な回復を目指して

依存行為を手放していきていけるように

プログラムのスケジュール

参加資格
事前教育の受講者で依存症者のみ
曜日 グループ名 場所
ハイジーンズバタフライ 10時〜
クロッカス・ハイ 14時〜(女性のみ)
西館1階ミーティングルーム
ナチュラル 9時30分〜 西館1階ミーティングルーム
ナチュラル 9時30分〜 西館1階ミーティングルーム
ナチュラル 9時30分〜 西館1階ミーティングルーム
クロッカス・ハイ 10時〜(女性のみ)
ナチュラル 9時30分〜
西館1階ミーティングルーム
ナチュラル 9時30分〜 西館1階ミーティングルーム
ナチュラル 9時30分〜 本館4階家族室

よくあるご質問

何故勧誘をしないのでしょうか?
アローグループは自らの意思により、プログラムを提供しています。これまで、多くの依存症者が家族や関係者らに回復を強要されてプログラムに携わってきた歴史もあり、周囲に強制されて取り組んだ依存症者にしっかりとした10年以上の長い回復者がいない傾向があることが分かってきました。回復は自分の責任で行なうこと。当然ですが、依存症者が自分自身でしかプログラムを実践することはできません。他の誰にも代わってもらうことはできません。また、このプログラムはやった分しか回復しません。責任転嫁をしないためにも、自分の意思を使って回復に向き合っていく必要もあります。
何故依存症者だけの支援が必要なのでしょうか?
現在は依存症治療に対するあらゆる情報が氾濫し、多種多様のプログラムが提供されている社会になりました。当事者も家族も混乱気味で、氾濫する情報のどれを信じて良いか分からない傾向にあります。その一方で、依存症治療の最も伝統ある自助グループでは、このところ、回復者が減っているとも言われています。クリーンのしっかりとした、回復者を出すためには、過去の実績のある基本的な方法に戻り、回復者の手渡しによって、断酒や断薬、断盗等のプログラムをきめ細かく実践する必要があります。依存症が発症し、ある程度時間が経過すると、断酒と節酒を繰り返したり、依存行為は抜けても生活がめちゃくちゃで働けないような状態であったり、入退院を繰り返したり、本命の依存行為が他の依存へスライドしたりすることが多くのケースで認められます。また、依存症者は自分でも耐えられないような精神状態を持ち、健常者にコンプレックスを抱き易く、どうしても依存症者だけの空間が必要になります。特に、回復初期、依存症者は依存症者のなかで回復するといった支援については古くから言われており、基本中の基本の考えとなります。徹底した空間でプログラムを行なうことで、依存症者はしっかりとしたクリーンを得ることが出来、体力を取り戻し、日常生活の自立や復職や就職等を目的にして毎日のプログラムの実践を行なっています。
クロッカスハイは何故、女性の依存症者のグループなのでしょうか?
自助グループでは、同性の仲間との徹底的な正直な分かち合いが回復の鍵とも言われています。正直になるためには、それなりの環境が必要となります。男性がいないことで、第一に性的な表現がより自由になります。第二に、自己の情緒の自由な表現がより、一層期待できます。まず、下手でも良いので、正直な具体的な自己を開放させることで、他者との関わりを深めていきます。性的な道具を使わずに、それらを安心して表現する場所が必要であると考えられます。特に女性の場合は回復が難しいとも言われており、性差を考慮した徹底したプログラムが必要になっています。